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「現場だからITは関係ない」――その前提は、もう通用しません。

生成AIや業務アプリ、データ活用が“全職種の標準装備”になりつつある今、事務・販売・製造・物流・接客など、一見ITと無縁な職種でも、IT理解が成果と定着を左右しています。

なぜ今、IT理解が必要なのか

・業務ツールが急速に高度化(SaaS・RPA・生成AI)

・属人化した作業を見える化・自動化するスキルが求められる

・KPI可視化が日常化し、Excel関数やBIツールが必須スキルに

・顧客接点がデジタル化(予約・決済・口コミ対応・在庫連動など)

求人票に「IT基礎」を足すだけで、応募者の質が変わる

文言例:
・基礎的なITリテラシー(Excelやスプレッドシートの関数、ショートカット操作 等)

ITパスポート(取得予定を含む)やMOS、基本情報技術者を歓迎

・生成AI(ChatGPT等)や業務SaaSの活用経験を歓迎(マニュアル・文案・要約作成など)

・データから業務改善を行う姿勢(仮説→検証→標準化)を重視

非エンジニア職の求人票では、IT関連資格(例:MOS、ITパスポートなど)を記載しているケースはほとんどありません。
そのため、IT資格を歓迎要件として明記するだけでも他社との差別化が可能です。

また、これらの資格は高校や大学でも人気が高く、取得者も一定数存在するため、資格を持つ学生・若手層には「自分のスキルが評価される会社だ」という好印象を与える効果も期待できます。

結果として、資格を通じてITリテラシーの高い人材を引き寄せると同時に、応募動機の強化にもつながります。

募集要項への追記テンプレ(コピペOK)

【歓迎するスキル・経験】

・ITパスポート相当の基礎IT知識(情報セキュリティ、業務プロセス、データ基礎理解)

・Excel/スプレッドシートでの基本関数(SUM、AVERAGE、IF、VLOOKUPなど) ・生成AIや業務SaaS(チャット、在庫・予約管理等)の実務経験

■ 記載のコツ(誤解を防ぐポイント)

  • “必須”ではなく“歓迎”で示す(現場経験との両立を強調)
  • 「入社後に学べる」体制を明記して安心感を与える。
  • 実務シーンを1文で補足(どんな場面で使うITか)

参考:ITパスポート試験について

・国家試験の1つで2009年から開始
・累計合格者数:100万人超
・近年は年間受験者数:20万人以上、合格者数:約10万人
・高校、大学でも人気が高く、企業での推奨資格として定着


いかがでしたでしょうか。

貴社の求人票にも、時代に合わせた“IT基礎”の視点を加えてみませんか? 小さな文言の見直しが、応募者層の質とマッチ度を大きく変えます。

ぜひ、貴社の求人票でも実践してみてください。

最後に

最後までお読みいただきありがとうございます。
今後も随時、情報提供をさせていただきたいと思います。

ご要望などございましたら、
Webフォーム、またはお電話からお気軽にご相談ください。

今後ともよろしくお願いいたします。

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