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中途採用じゃなく「経験者採用」できてますか?

中途採用じゃなく「経験者採用」できてますか?
中途採用じゃなく「経験者採用」できてますか?

2022年11月から、経団連から、

2022年11月から、経団連から、「中途採用の呼称をやめて、経験者採用に統一する」との方針が示され、
この部分が話題になり、「経験者採用」のワードも増えてきましたが、まだまだ浸透していないのが実情。

しかし企業としては「経験者採用」したいのも心情です。
そこで今回は、この「経験者採用」というワードををさらに具体化することで、応募促進につなげる方法をお伝えします。

「経験者」という言葉が持つ、知られざる”壁”

「経験者採用」という言葉は、確かに「即戦力」を求めるメッセージを伝えます。しかし、求職者からすると「どんな経験が必要なんだろう?」「自分の経験は活かせるのだろうか?」といった不安や疑問がわき、応募をためらう要因になり得ます。

求職者が持つ漠然とした不安を取り除くには、求める経験をより具体的に示すことが不可欠です。

応募者の背中を押す、具体的な言葉への変換術

「経験者採用」を単なる一括りな表現にせず、募集職種に合わせて具体的に表現することで、求職者は「これは自分のための求人だ」と強く感じることができます。

■ 悪い例: 

「営業経験者募集」

■ 良い例:

  • 「法人営業経験者募集」:対企業向けの営業経験を求めていることが明確になり、応募者が自身の経験と照らし合わせやすくなります。
  • 「ルート営業経験者歓迎」:新規開拓ではなく、既存顧客との関係構築スキルを重視していることを示します。

このように、たった一言付け加えるだけで、求職者は「自分の経験がこの企業で活かせる」と確信し、安心して応募ボタンを押せるようになります。

今すぐできる改善ポイント

  1. 求人票のタイトルを具体的に: 「営業職募集」ではなく、「【法人向け】SaaSプロダクトのフィールドセールス」のように、タイトルからターゲットを絞り込みましょう。
  2. 求めるスキルを明確に: 「コミュニケーション能力」といった抽象的な言葉ではなく、「新規顧客の開拓経験」「マネジメント経験(3年以上)」といった具体的なスキルや経験年数を記載しましょう。
  3. ミスマッチを恐れない: 応募数が減ることを懸念するかもしれませんが、明確なメッセージを発信することで、質の高い応募が集まり、採用後のミスマッチを減らすことにもつながります。

いかがでしたでしょうか。

小さな言葉の工夫が、応募者の不安を取り除き、採用の成功率を大きく引き上げます。 ぜひ、貴社の求人票を見直し、今日から実践してみてください。

最後に

最後までお読みいただきありがとうございます。
今後も随時、情報提供をさせていただきたいと思います。

ご要望などございましたら、
Webフォーム、またはお電話からお気軽にご相談ください。

今後ともよろしくお願いいたします。

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