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その円満退職が危ない!本当の退職理由と今後の対策

その円満退職が危ない。本当の退職理由と今後の対策。
その円満退職が危ない。本当の退職理由と今後の対策。

明確な問題がないのに、退職が続いている。

「みんな、きちんとした退職理由があるから仕方がない」と、
多くの企業が思っています。

しかし、そこには思わぬ落とし穴が……。

今回は、「円満退職」が続く背景と
これからの対策についてのお話です。

「本当の退職理由」とのギャップ

・違う業界にチャレンジしたい
・スキルアップしたい
・家庭の事情

このような前向きな理由・やむを得ない事情による
「円満退職」であっても、続く場合は注意が必要です。

伝えられた退職理由とは別のところに、
本当の退職理由があるかもしれません。

実際、厚生労働省による調査結果(※)を見てみると、
転職者が前職を辞めた「個人的理由」の上位は、
「その他の個人的理由」を除くと
男女ともに「職場の人間関係が好ましくなかった」となっています。

その他、上位に入っている退職理由は以下の通りです。

・給与等収入が少なかった
・労働時間、休日等の労働条件が悪かった

※【出典】厚生労働省「令和5年 雇用動向調査結果の概要」

「円満退職」続くのはなぜ?

日本人は円満な退職手続きを行うことを望む傾向にあります。

有給消化や退職金の支給、業務の引き継ぎなどをスムーズに進めるため、
会社や同僚に対する不満を正直に話すことは少ないでしょう。

そのため、本当の退職理由が会社側に伝わらず、
改善が進まないまま「円満退職」が続く状況が発生してしまいます。

「うちは人間関係は良い方だ」
「給与に不満を言う社員は少ない」などと安心していると、
優秀な人材の離職が止まらず、結果として会社が成長しないという
深刻な事態に陥ってしまうかもしれません。

新規採用で環境改善!

では、どうすればよいのでしょうか?

「人間関係の悪さ」を解消するための対策のひとつは、
ズバリ「常に新規採用を行うこと」です。

職場のメンバーが固定されてしまうと、
閉塞感や慣れから、基本的なこと(例えば挨拶など)が疎かになりがちで、
人間関係の悪化を招く可能性があります。

しかし、新しい人材が定期的に入社することで、
新しい風が職場に吹き込み、全員に緊張感が生まれます。

その結果、基本的なマナーや身だしなみに対する意識も向上し、
良い循環が生まれます。

退職者に関するお悩みをお持ちでしたら、
ぜひ一度ご相談ください。

最後に

最後までお読みいただきありがとうございます。
今後も随時、情報提供をさせていただきたいと思います。

ご要望などございましたら、
Webフォーム、またはお電話からお気軽にご相談ください。

今後ともよろしくお願いいたします。

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