私たちは技能実習を円滑に進める為に、入国後のサポートはもちろんの事、
日本で働く事に様々な不安を持っている入国前の技能実習予定者や、
「どんな人が来るんだろう?」と感じている受入れ企業様の従業員に対して、
入国前の面談サポートも実施しています。
今回は、介護技能実習生として採用した
ミャンマー人2名との入国前面談サポートの状況をお伝えします。
オンライン面談の実施で入国前の不安を解消
介護施設様より、「採用した2人の近況が知りたい」
「日本に来るまでに、少しでも不安を和らげてあげたい」
「日本人スタッフにも紹介したい」とのご要望もあり、
入国前の面談を実施する事にしました。
ミャンマーのクーデター発生直後は、
インターネットが繋がりにくい等の障害も発生していましたが、
現在は問題なくミャンマーとの連絡はとれており、
オンライン面談も問題なく実施する事ができました。
【オンライン面談の実施内容】
- 実習予定者の紹介・日本人スタッフの紹介
- 実習予定者の近況報告・情報交換
- 介護施設内を移動しながらの案内
- 質問タイム
など
本人達も「どんな施設で働くのか?」
「日本人スタッフはどんな人がいるの?」など、
いろいろ不安を感じていたらしく、「施設の中をもっと見てみたい」
「個室はどんな感じ?」などリクエストもあり、
納得いくまで見学をしてもらいました。
面接時は、「日本に行きたい」「良いところを見せたい」
「面接に合格したい」と言う思いが強く、
なかなか笑顔が見られませんでしたが、
オンライン面談では終始笑顔で楽しそうにしていたのが印象的でした。
今回のオンライン面談は約40分ほどでしたが、
実習予定者も職場の雰囲気を感じられ、
日本で働くイメージを持つことができ、不安も和らいだようでした。
日本で働くイメージを持つことでやる気を高める
実習予定者たちの一番の不安は、利用者様や日本人スタッフとの、
日本語でのコミュニケーションです。
数カ月後には「日本で働く自分達の姿」を具体的にイメージすることができ、
ますます日本語の勉強にも力が入ると思います。
実習予定者の感想として、「これからも毎日勉強して、
より高いレベルに到達するために最善を尽くします」
(送られて来たメールの内容そのまま)とやる気もさらにアップしたようです。
新型コロナウイルスの感染拡大が抑えられ、
国内のワクチン接種が進めば、
近いうちに外国人の入国規制も緩和されると予想しています。
ミャンマーでは「日本で働きたい」と考える、
若く働く意欲のある人材が豊富です。
今後、人材不足が予想される中、
外国人雇用は企業が取り組まなければならない課題だと考えます。
外国人雇用への不安を少しでも取り除き、よりよい実習が行えるように、
今後もサポートに力を入れて参ります。
入国前面談サポートの様子
実習予定者も最初は少し緊張していましたが、
終始笑顔が絶えない面談・見学会になりました。


▼KG情報では、技能実習制度の活用に関する
さまざまなサポートを行っております。
企業様1社1社のご要望に応え、
外国人採用などに向けた支援を展開しています。
ご希望・ご要望があれば、何でもご相談ください。