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【技能実習】受け入れ状況の変化について

どこの国の人材を受け入れるべきか・・・
技能実習生を検討する際に初めに悩む問題です。

国の情勢、人口、宗教など、検討材料を挙げればきりがありません。

今回は、技能実習生の受け入れ動向についてご紹介します。
今後のご参考にぜひご一読くださいませ。

技能実習生の受け入れ状況の変化

2022年時点で日本に入国している技能実習生で一番多い国がベトナム、
次いでインドネシア、中国、フィリピン、
ミャンマーという順番となっています。


5年前の受け入れ状況から比較すると
ベトナムは全体の半数近くをキープ、インドネシアは中国を抜いて2位となり、
タイに代わって新たにミャンマーという国が台頭してきました。
インドネシアとミャンマーが約2倍近く増えたのに対して、
中国は約4分の1程度にまで実習生の数が減少しております。


中国人実習生の受け入れをされている企業の方から、
「最近は技能実習生が集まらなくなった」という声をよく聞きますが、
技能実習生数の推移を見ると納得ができます。


円安による日本離れ

円安の進行は、技能実習生の受け入れにも影響を及ぼしています。
経済発展の著しい発展途上国(中国、ベトナム、タイなど)では
国内の賃上げなども影響して、
円安が進む日本でわざわざ働く必要がないという声も挙がっているようです。


この状況は前述の技能実習生数にも表れており、
今後、候補生を集めることはますます困難な状況になることが懸念されます。

では、今後も技能実習生の受け入れを継続したい企業はどうすべきか。
一つの解決策として、
(1)まだまだ経済発展していない途上国
(2)人口が多く、若年層の割合が多い
上記2点に照準を絞って採用活動を進めることをおすすめします。

(1)(2)に該当するインドネシアやミャンマーは
コロナ流行前と比較すると、約2倍近くの技能実習生が入国しております。
これから検討される際の参考にしていただければと思います。


※写真は技能実習一年目の検定風景です。
 一生懸命実技に取り組んでいます。 

最後に

最後までお読みいただきありがとうございます。
今後も随時、情報提供をさせていただきたいと思います。

ご要望などございましたら、
Webフォーム、またはお電話からお気軽にご相談ください。

今後ともよろしくお願いいたします。

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