「ミャンマー人ってどんな人?」「日本語能力は?」など、
ミャンマー人材のことををさらに知ってもらうために、
研修センターで数多くのミャンマー人実習生と交流してきた
講師の実体験をもとに
「ミャンマー人の本当のところ」をお伝えします!
研修センターの講師がお伝えするシリーズ第5弾となる今回は、
センターで教えている日本のマナーやルールについての
お話をさせていただきます。
日常生活におけるマナー
技能実習生の受け入れを検討されているご担当者さまから、
「何から教えればいいの?」「一から教えるのは大変そう」といった
お声をいただくことがあります。
初めての受入れで不安があるのは当然の事だと思います。
でもご安心ください!
買い物の仕方やゴミの出し方など、
日常生活で困らない程度のマナーは研修センターで勉強をしています。
また、外国人は見た目の違いから警察官から話しかけられることが多く、
声をかけられた時はウソをつかず本当の事を言うように指導しています。
ウソをつくと余計に疑われることになりかねません。
もちろん、警察官だけでなく周囲の日本人もよく見ているので
「良い事をすれば、みんなの印象・評価はアップする」ことも
伝えています。
さらに行政書士など専門講師をお招きし、法的保護講習も実施。
入管法・労働基準法・不正行為への対応方法等、
日本の制度や法律は難しいため、
ポイントを押さえて分かりやすく伝えるようにしています。
併せて、犯罪に巻き込まれないための予備知識や、
犯罪に巻き込まれた際のリスクなど危険であることを重々伝えて、
「うまい話に簡単に飛びつかないように」指導しています。
安全確保のための知識や交通ルール
通勤や買い物で自転車に乗る機会がとても多い実習生。
日本と海外では文化の違いと同様に、交通事情もちがってくるため
事故に遭わないよう、交通ルールもしっかり教えています。
交通ルールを守り、安全に生活するためにも
研修センターでは交通安全指導にも力を入れています。
警察官の方をお呼びして、これまでの実例を交えながら
正しく、より詳しく指導しています。
【主な講習内容】
・交通ルールや標識について
・事故にあった場合の対応や連絡先
・違反になる行為や罰金について
・自転車盗難にあわない為の予防策 など
また、「日本で一番不安なことは?」との質問に対して、
多くのミャンマー人は「地震」と答えます。
地震大国と呼ばれる日本…、
私たちも地震の怖さを知っていますが
言葉もあまり分からない外国人にとってみれば、不安になるのも当たり前です。
地震が発生した時の対応や避難方法など、
不安を和らげるためにも時間をかけて教えています。
配属後は、実際のハザードマップを使いながら
職場や宿舎の近くの避難場所を教えてあげてください。
実習生もさらに安心できると思います。
日本に来たばかりの実習生は覚えることが多く
慣れるまでは実習も大変だと思いますが、
日本の文化を知り、ルールをしっかり守りながら
日本の生活を楽しんでもらいたいと思います!
研修センターで講習を受ける実習生の姿を写真におさめてみました。
ぜひご覧ください。


最後に
最後までお読みいただきありがとうございます。
今後も随時、情報提供をさせていただきたいと思います。
ご要望などございましたら、
Webフォーム、またはお電話からお気軽にご相談ください。
今後ともよろしくお願いいたします。