ミャンマーでのクーデターによる情勢不安を理由に、
在留ミャンマー人への緊急避難措置として、
就労可能な特定活動ビザの申請が認められることになりました。
今回は、その制度に対する詳細をお伝えします。
在留ミャンマー人への緊急避難措置
ミャンマーにおいては、2021年2月1日に国軍によるクーデターが発生し、
各地で抗議デモが活発化。
抗議デモに参加した一般市民に対して、
国軍・警察の発砲等による死亡・負傷が多発しています。
また抗議デモに参加していない住民に対しても、
暴力を振るう等の報告がされており、
社会情勢は未だ不安定な状態が続いております。
現地はそういった状況ではありますが
日本国内にいるミャンマー人に対して、
「情勢不安を理由」に引き続き在留を希望すれば、
緊急避難措置として、「6カ月」または「1年間」の在留と就労が認められる事になりました。
【付与する在留資格】
■特定活動(6か月・就労可)
※本国情勢が改善しない場合は、更新可
(該当となる方)
・雇用契約期間が満了した方
・技能実習を修了した方
・教育機関を卒業・修了した方 など
■特定活動(1年間・就労可)
※本国情勢が改善しない場合は、更新可
(該当となる方)
上記該当者で、在留 資格「特定技能」に係る
特定産業分野(介護・農業等の14分野)での就労を希望する方
【ミャンマー人の在留状況】(令和2年末現在)
在留者数:35,049人
(内訳:在留者数上位の在留資格別)
(1)技能実習:13,963人
(2)技術・人文知識・国際業務:5,767人
(3)留学:4,371人
(4)特定活動:3,358人
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新型コロナやクーデターにより、
ミャンマーの貧困率が、今年中に5割近くに達するとの予測もあり、
そのため日本に来ているミャンマー人も、「家族の生活を助けたい」という思いから、
日本でできる限り長く働きたいと考えている人も増えています。
KG情報は、ミャンマー人の生活を助け、
少しでも復興の手助けができる様に、
ミャンマー人へのサポートにさらに力を入れて参ります。
サポート時の面談風景
技能実習で自動車整備の経験が3年間あり、転職した会社で即戦力として働いています。

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