東京2020オリンピックもついに開幕しましたが、
技人国・技能実習・特定技能・介護と海外からの外国人材の入国は、
依然見通しがついていない状況です。
受入れをご検討いただいております企業様にも
ご心配とご迷惑をおかけしております。
日本政府の新たな情報や入国制限解除の兆しがありましたら、
随時ご報告させていただきます。
さて今回は、以前にもご紹介しました、
国内にいるミャンマー人の人材採用についてのご提案をさせていただきます。
2つの在留資格
出入国管理庁が発表している
新型コロナウイルス感染症の水際対策により、
現在も海外からの入国はできないものの、
国内にいる技能実習生が、在留資格の変更を希望するケースが急増しています。
技能実習生が変更を希望する在留資格は、主に以下の2つです。
【特定活動】
インターンシップやワーキングホリデーなど
様々な活動が該当しますが、日本での在留を希望する方へ
在留や就労を一時的に認めるものです。
現状のミャンマー人技能実習生は、
コロナによる帰国困難または本国情勢不安を理由に
特定活動ビザを希望しています。
基本的には、現に有する在留資格の活動を満了した者で、
在留を希望する場合に付与されるもので、
期間は6ヵ月、もしくは1年と限定的ではありますが、
情勢等が改善しない場合は更新が可能です。
【特定技能】
2019年4月に開始された在留資格で、
中小・小規模事業者をはじめとした
「深刻化する人手不足」に対応するため、
生産性向上や国内人材の確保のための取組を行ってもなお
人材を確保することが困難な状況にある産業上の分野において、
一定の専門性・技能を有し即戦力となる外国人を、受け入れていくものです。
現在、受入れ可能な業種は以下の14業種とされていますが、
今後の状況に応じて柔軟に増減することが予想されます。
(1)介護 (2)ビルクリーニング
(3)素形材産業 (4)産業機械製造業
(5)電気・電子情報関連産業 (6)建設
(7)造船・舶用工業 (8)自動車整備
(9)航空 (10)宿泊
(11)農業 (12)漁業
(13)飲食料品製造業 (14)外食業
就職・転職希望のミャンマー人求職者をご紹介
日本政府認可の登録支援機関、及び職業紹介事業者であるKG情報グループにも、
就職や転職を希望されるミャンマーの方々から就労に関する相談が
多く寄せられるようになってきました。
そういったご相談には、当社のミャンマー人正社員3名が
エリアごとに直接ご対応させていただき、
人材登録を行っています。
その登録者の中から、
特定技能ビザ取得を希望されているミャンマー人求職者を一部ご紹介します。
Aさん(20代/女性)
経歴概要 | 惣菜加工で技能実習4年満了。 現在、特定活動ビザに切り替え、介護の仕事に就職希望があり支援中。 今後、日本で長く働くために介護の特定技能試験を受験予定。 介護日本語評価試験は合格済み。 |
希望条件 | 特定技能ビザへの切り替えを希望。 ひとまず5年程度、日本で働きたい。 |
就労開始時期 | 希望企業が見つかり、現在の会社に迷惑がかからなければ、できるだけ早期に転職したい。 |
希望給与 | 月給12万円以上(手取り) |
Bさん(20代/女性)
経歴概要 | ミャンマーの大学で電気工学を学び、 2020年1月に技人国ビザで日本に入国。 自分自身が学んだキャリアと現職種に違和感を感じ、転職を決意。 AutoCAD(2D・3D)習得しているが、実務経験はなし。 |
希望条件 | 電気・電子機器の会社に就職したい。 自分の視野と今までの経験をもっと活かした就職先をみつけたい。 現在と同じ、技人国ビザを希望。 |
就労開始時期 | 現在離職中。 静岡県在住だが、居住地域にこだわりなし。 早期に就職を希望。 |
希望給与 | 月給15万円以上(手取り) |
※上記は、あくまでも一部抜粋した内容です。
現在ミャンマー人材は約20名ご紹介できます。
『国内のミャンマー人で、
こういうスキル(経験)を持った人材の登録があったら声をかけてほしい』
などというご要望やご質問があれば、お気軽にお申し付け下さい。
▼KG情報では、技能実習制度の活用に関する
さまざまなサポートを行っております。
企業様1社1社のご要望に応え、
外国人採用などに向けた支援を展開しています。
ご希望・ご要望があれば、何でもご相談ください。