3月1日に入国制限が緩和され、
外国人の新規入国が再開されました。
当初、1日の入国者数の上限は3500人でしたが、
3月14日からは7000人に引き上げられ、
4月からは1万人に拡大する案を検討しているとの事です。
空港の検疫能力や全国の感染状況を見極めながらにはなると思いますが、
今後も段階的に緩和されていく事を期待しています。
技能実習生受け入れを検討される場合、
「日本語をどの程度話すことができるのか?」が
気になるポイントだと思います。
そこで今回は、そんな不安を少しでも解消してもらう為に、
KG情報が取り組んでいる
日本語能力を向上させる為のサポートについてお伝えします。
来日した実習生への日本語能力向上サポート
来日したばかりの技能実習生は、
入国前講習で初歩的な日本語能力(日常生活の中でよく出会う場面で
ゆっくり話される短い会話等)を身に付けてはいますが、
日本人スタッフとスムーズにコミュニケーションを取れるレベルには
程遠い状態です。
円滑に実習を開始できる様に、
入国後講習の1ヵ月間で、日本語の勉強だけでなく、
日本の生活・文化、関係法令、防災指導、交通安全教育なども教え、
同時に実習生としての姿勢・仕事に向かう心構えも伝える様にしています。
実習先に配属されれば、
職場での業務と日本での新しい生活が同時に始まる為、
実習を行いながら日本語学習をしていくのは、
慣れる迄は大変な努力が必要になります。
まずは業務に支障がない程度の日本語能力を早めに身に着けてもらう為に、
- 日本語を継続的に勉強しているか?
- 意思の疎通ができているか、自分の伝えたい事が伝えられているか?
- 業務に必要な専門用語を理解できているか?
など
業務に必要な言葉と、実習生は自分の気持ちを伝えるのが苦手な為、
意思疎通がうまくとれているかを中心に、
企業・実習生双方からヒアリングを繰り返しながら、
日本語レベルの確認と、段階的な日本語能力向上サポートに力を入れています。
更なる日本語能力の上達に向けて
実習が始まった当初は、技能実習生の日本語スキルが未熟であったとしても、
日本人スタッフが丁寧な日本語でゆっくり話してもらえれば、
数ヵ月で日本人スタッフが言っている事は
ある程度理解できるレベルまで上達します。
その後、実習生の日本語レベルを確認しながら、
- 苦手分野(聴解・読解・文法・語彙・漢字)を把握し、勉強方法を伝える
- 自主学習の成果を小テストで評価、自分に足りない部分を把握してもらう
- 日本語を覚える事が、将来自分の役に立つ事を伝え続け、モチベーションを維持させる
など
実習生の日本語レベルに合わせてサポート内容を変化させていきます。
慣れない日本での生活、新しい職場で覚える事も多い中、
意欲的に日本語を勉強しようとする姿勢を目の当たりにすると
頭が下がる思いです。
実習生の努力に報いる為にも、受入れ企業様と協力しながら、
技能実習生が仕事をしながらでも、
日本語を勉強できる環境を作れるように、
KG情報は今後も精一杯サポートを行っていきます。
ミャンマー介護技能実習生に日本語指導をしている様子


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