円安による外国人材雇用への影響について
少子高齢化による人手不足が深刻な日本では、
人手不足解消の対策として「外国人労働者」の受け入れが加速しています。
しかし、急速に進む円安により、
外国人労働者にとって「日本で働くこと」のメリットが低下し、
日本の魅力が薄れている状況です。
日本で一生懸命働き、母国で待っている家族に送金しても、
以前に比べ2~3割も目減りしてしまう事態となっています。
技術を学び母国に持ち帰ることを目的とした「技能実習」、
人手不足が深刻な分野で始まった「特定技能」。
どちらも生活する為のお金を稼げなければ、
日本の人気が低迷するのは仕方のない事だと思います。
日本は、国際的な人材獲得競争の中で逆風を受け、
これまでは日本側が人材を「選ぶこと」ができましたが、
希望者が減れば「選べない」事態になる事も今後予想されます。
私達が多くサポートしているミャンマーでは、
円安の影響はさほど受けていません。
軍によるクーデター以降、アメリカやEUなどから制裁を受け、
ミャンマー通貨「チャット」の価値は大きく下がりました。
ミャンマーではクーデター前と比べても、むしろ「円高」になっている状況です。
その為、経済が低迷するミャンマーでは日本人気が高く、
「日本で働きたい」という若者が以前より増えており、
ミャンマーで再開された「特定技能」の試験を受けたい人が殺到しているようです。
外国人材雇用に関わる体制や環境づくりのサポート
急速に進む少子高齢化のなか、日本人向けの採用活動を継続しても、
人材不足が深刻な業界ほど、採用活動に多額の費用と労力を費やすだけで、
人材採用できないケースも増えてくると考えられます。
しかし、国内外の外国人を対象に含めると、
応募者の増加を見込むこともでき、
総合的に見ると採用コストは抑える事ができるかもしれません。
今後も安定した雇用を継続していく為にも、
外国人材を雇用する為の「体制・環境づくり」に
早急に取り組む事をおすすめしています。
外国人材に対するサポート体制はもちろんの事、
賃金やその他の待遇面をどのようにすれば良いのか等、
仕組みづくりをする為には多くの課題があります。
「何から手をつけたらいいのか分からない」
「そもそも自社で受け入れ可能なの?」
「どんな選択肢があるのか、話だけでも聞いてみたい」など
外国人採用に関わる不安や疑問があると思います。
様々な在留資格に対しての知識・経験の積み上げにより、
弊社では各企業様のニーズに合わせた
外国人材のご提案とサポートを行っております。
外国人材の採用方法や在留資格、制度の詳しい内容など、
ご質問があればお気軽にお問い合わせください。
講習センター(KG情報運営)で、専門講師から介護講習を受けている様子

▼KG情報では、技能実習制度の活用に関する
さまざまなサポートを行っております。
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外国人採用などに向けた支援を展開しています。
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