いつも外国人材のメルマガをご覧いただきありがとうございます。
本日は、外国人材を受け入れる際、最も不安視される語学力について、
入国時から日本語を習得するまでの過程をご紹介させていただきます。
外国人材を受け入れたいけど、
ちゃんとコミュニケーションが取れるか不安・・・
そんな企業の皆様へ、ぜひ今後の参考にご一読頂ければ幸いです。
(技能実習生)入国時の日本語レベルってどれくらい?
技能実習生として入国してくる方の多くは、
出国前に送り出し機関で約3~6ヵ月、
日本に入国してから配属されるまでの約1ヵ月間、
日本語の勉強に時間を費やします。
気になる語学レベルでいうと、介護職種では最低N4レベル以上、
介護職以外ではN5~N4程度の日本語を習得してきます。
※日本語能力検定のレベルについては、以下ご参照ください。
◆N5 基本的な日本語をある程度理解できる
ひらがな・カタカナ・簡単な漢字の理解ができる
ゆっくり話す短い会話であれば、必要な情報を聞き取れる
◆N4 基本的な日本語を理解することができる
日常生活の身近な文章を読んで理解ができる
ややゆっくり話す日常会話であれば、内容がほぼ理解できる
◆N3 日常的に使われる言葉をある程度理解できる
ニュースなどの日常情報を読んで理解できる
通常ペースの日常会話を具体的に理解できる
◆N2 日常的に使われる会話に加え、
より幅広い場面で使われる言葉もある程度理解できる
新聞や雑誌、小説などを読んで理解することができる
自然体でまとまりのある日常会話ができる
◆N1 幅広い場面で使われる言葉を理解できる
幅広い話題について書かれた、新聞や雑誌、
論評などを読んで理解することができる
幅広い場面において、自然体でまとまりのある会話ができる
配属後に関しては、企業全体で日本語教育を実施するところもあれば、
自主学習を中心に更なるスキル向上を目指して努力するケースもあります。
勉強熱心な実習生の中には、
実習期間中にN2の試験に合格する優秀な子たちもいます!
※N2の日本語レベルは、通訳ができるくらいの語学力となります。
日本語スキルを習得するための企業の取り組み
「技能実習生に一日でも早く、日本の生活や仕事に慣れてもらいたい。」
受入企業様では様々な取り組みを通じ、
日本語スキル習得のサポートをしています。
一例)
- 日本語の勉強会を実施する
- 日本語教室に通わせる
- 日本語教材を提供する
上記のような取り組みの他、個人的に最も効果的だと思うのは、
従業員同士でのコミュニケーションを活発にとることです。
一見当たり前に見えますが、
まだまだ遠慮している方が沢山いらっしゃいます。
どの実習生にも共通して言えることですが、
コミュニケーション無くして、心を開くことはありません!
初めは、会話のやり取りに苦戦することもあるかと思いますが、
徐々に会話を聞き取る力や理解度が高まり、
自ら率先して言葉を発するようになっていきます。
既に実習生を受け入れているという企業様であれば、
ぜひ本音で語り合える環境づくりを目指してください。
技能実習生を受け入れる際にお困りの場合はいつでもご連絡ください
当社では、入国後の約1ヵ月間の日本語講習や
配属先の受入時のサポートなど、
技能実習生を受け入れる企業様のお手伝いをさせて頂いております。
上記以外にも、
最近では特定活動・特定技能に関するサポートも増えており、
在留資格変更のサポートなど、幅広くご相談を承っております。
外国人材を受入する際にお困りごとがあれば、
いつでもお気軽にお問い合わせくださいませ。
農業作業中の実習風景

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