「ミャンマー人ってどんな人?」「日本語能力は?」など、
ミャンマー人材に対しての質問を受けることが引き続き多くあります。
今回は研修センターの講師がお伝えするシリーズ第2弾として
実習生とのコミュニケーションにスポットを当て、
数多くのミャンマー人実習生と交流してきた
講師の実体験をもとに
「ミャンマー人の本当のところ」をお伝えします!
初めての日本語コミュニケーション
研修センターには日本語講師が在籍しています。
技能実習生が日本に入国してから
初めてしっかりとコミュニケーションをとる日本人が、
この日本語講師になります。
日本語講師がまず最初にチェックすることは
「日本人が話す日本語を、どれだけ聞き取ることができるのか?」
「自分の考えを日本語で伝えることができるのか?」
など、実習生一人ひとりの日本語能力レベル。
最初はゆっくり話して、実習生に日本語をしっかり
聞き取ってもらうことを心掛けています。
そこからどういう受け答えが返ってくるのか、
自分の考えにぴったりな日本語を選べているのかをチェック。
実習生一人ひとりに応じた指導をおこなっています。
日本語でのコミュニケーションに慣れてきたら
徐々に話すスピードを上げていきます。
日本人が普段話しているような「日本語のスピード」に慣れ、
さらにスムーズな会話ができるようにしています。
「現場の言葉」の習得
仕事現場では、業界用語や現場でしか分からない
独自の言い方を常用していることもあると思います。
そういう場合もふまえ、実習生が仕事現場で困らないよう
よく使う「現場の言葉」も教えています。
仕事内容によって使う言葉は多種多様。
同じ道具でも地域や会社によって呼び方が違う場合もあるので、
受入れ企業さまにも事前にヒアリングをさせていただいております。
このように、「実際の現場に即した内容」で研修することにも
力を入れて取り組んでいます。
※実習を円滑にスタートさせるためには、
受入れ企業さまの協力は必要不可欠です!
「寄り添う姿勢」で積極的なコミュニケーションへ
「自分の日本語が、日本人に伝わるのか?」
実習生はそういった不安な気持ちも抱いています。
研修センターでは、実習生が話す日本語を理解しようと
寄り添うことを大切にしているので、1ヵ月間の講習が終わる頃には
最初はあまり話さなかった実習生も
見違えるほど積極的に話すようになっています。
自信をつけたことで、表情まで明るくなったケースもあります。
配属後すぐは実習生も緊張して
うまく話せないこともあるかもしれませんが、
「実習生に寄り添う姿勢」を実習生に感じてもらえたら
現場に馴染むまでの時間も、そう長くはかからないはずです。
現場で役に立つ「介護の知識・実技」を教えている
実際の講習風景を写真におさめてみました。
真剣に臨んでいる実習生の様子をぜひご覧ください。


最後に
最後までお読みいただきありがとうございます。
今後も随時、情報提供をさせていただきたいと思います。
ご要望などございましたら、
Webフォーム、またはお電話からお気軽にご相談ください。
今後ともよろしくお願いいたします。