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研修センター講師が伝える!ミャンマー人実習生への生活マナー指導

「ミャンマー人ってどんな人?」「日本語能力は?」など、
ミャンマー人材のことををさらに知ってもらうために、
研修センターで数多くのミャンマー人実習生と交流してきた
講師の実体験をもとに
「ミャンマー人の本当のところ」をお伝えします!

研修センターの講師がお伝えするシリーズ第3弾となる今回は、
文化・生活マナーにスポットを当てたお話です。

研修センターで教える、日本の生活マナー

研修センターでは、日本の生活に早く慣れてもらえるよう、
実習生に日本のルールやマナー、生活習慣も教えています。

まずは、「あなたの国と日本では生活習慣や考え方が違う」
ということから教え、日常生活で問題になりそうなところを
集中的に指導するようにしています。
例えば、以下のようなことを教えています。

【ゴミの出し方について】
・ゴミは分別して、ゴミを出す場所と曜日を守ること
・地域によってゴミ出しのルールが決められていること
・住んでいる市区町村のルールに従うこと

【騒音について】
・朝早い時間(遅い時間)に洗濯機や掃除機を使わないこと
・宿舎内で大声で騒いだり、大きなボリュームで音楽を聴いたりしないこと
・日本人は、大きな音や声を出すことは
 他人に対して迷惑を掛けていると感じること

【トイレの使用について】
・使用する紙は、トイレにある紙を必ず使うこと
・使用済の紙は必ずトイレに流すこと
 (トイレ内に設置してあるゴミ箱に捨てない)

【清掃について】
・宿舎内は整理整頓を心がけ、定期的に掃除をすること
・借りている宿舎をキレイに使わないと、
 退去時にお金を支払う可能性があること

【節電・節水について】
・自分(実習生)が支払う水道光熱費が高くならないように、
 節電・節水を心がけること

【感染症の予防について】
・感染症を広げないための基本的な予防法など
・手洗い・うがい・人混みに入る場合は必ずマスクを着用すること



研修センターでマナーを学ぶ実習生の姿を
写真におさめてみました。ぜひご覧ください。

文化の違いを意識する

日本人からしたらどれも当たり前のことですが、
実習生にとってはすべて当たり前に知らないことなのです。

これはミャンマー人だからではなく、
日本人と外国人の文化の違いからきています。

文化の違いでいうと、
もっと細かい部分で気を付けるべきこともあります。

例えば、ミャンマーでは料理にたくさんの油を使用します。
・料理が終わった後の油は台所に流さないこと
・調理中は換気に気をつけること
・火の元をしっかり確認すること
など、考えられる危険を察知して指導しています。

そうした指導があった上でも、日本で生活しているうちに
文化の違いを感じさせられる出来事も起こるかもしれません。
周囲に迷惑をかけず、日本で楽しく生活するために
ルール・マナー・生活習慣を覚えることはとても大切です。

日常生活で気になったことや言動があれば
気付いた時にしっかり教えることが、
日本で生活する実習生のためになります。
どんどん遠慮なく教えてあげてください!

最後に

最後までお読みいただきありがとうございます。
今後も随時、情報提供をさせていただきたいと思います。

ご要望などございましたら、
Webフォーム、またはお電話からお気軽にご相談ください。

今後ともよろしくお願いいたします。

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