朝晩がめっきり寒くなってきました。
技能実習生の皆さんもよく
「アサハ、サムイネ!」
と雑談することが増えてきました。
皆様方も体調管理にはご注意願います。
今回は技能実習生の移行試験について小話を一つ…。
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9月初旬、酪農業でミャンマー人技能実習生を
受け入れられている企業様の
技能実習1号→2号への切替、移行試験の
お手伝いをしてきました。
移行試験は、以前のメルマガでも紹介しましたが、
実技と筆記に分かれており、
試験の問題は各業界団体によって作成されています。
対策としては、過去問題がWEB上に公開されていたり、
有料にて購入できる場合もあります。
筆記試験は基本的に○×問題で全20問。
全体の6割が正解なら合格となり、実技試験も同様です。
そんな中での実習生の試験結果ですが、
実技は合格、筆記が不合格(泣)。
追試決定です…。
彼曰く、
「テストモンダイノイミガ、ワカラナイデス」
との事。
筆記試験について詳しく聞くと、
「にゅうぼうえんになると、ぎゅうにゅうちゅうの
さいきんが、げんしょうします」
という問題がありました。
彼は「乳房炎(乳牛のお乳の炎症)」
という言葉を知っていますし、
それによって細菌が増えてしまうことも理解していました。
しかし、「減少(げんしょう)」という言葉を
うまく理解できていなかったのです。
結果、最後の言葉を誤って捉えてしまい、
不正解となってしましました。
このように日本語の動詞理解が曖昧な場合、
実習生は間違えてしまう傾向にあります。
私個人としては「減少(げんしょう)」という表現ではなく、
「すくなくなります」といった表現に変えるべきではと、
若干感情的になってしまいました。
後日、筆記のみの追試が行われ、
その方は無事合格されました。
大半の実習生は移行試験に一度で合格されますが、
中には上記のように日本語レベルが高くなく、
不合格になる方もいます。
インターナショナルリレーション協同組合では、
そういった実習生にも個別指導を行い、
合格に向けた試験対策も実施しています。
ご安心下さい。
★試験に臨む実習生の写真がご覧いただけます。
よろしければご覧ください。
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最後に
最後までお読みいただきありがとうございます。
今後も随時、情報提供をさせていただきたいと思います。
ご要望などございましたら、
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今後ともよろしくお願いいたします。