新型コロナウィルス感染症の影響が
様々な業界で起こっている今、
日本経済にも大きな影を落としています。
某大手ゼネコンでは、
ウイルスに感染した社員の方が亡くなられ、
この企業に関わる7都道府県の建設案件が
一時全面STOPとなるなど、影響は甚大なものとなってしまいました。
また、緊急事態宣言が全国に拡大され、
人の移動も最小化する運びとなりそうです。
出入国管理庁の調べによると、
3月度の日本国への外国人の新規入国者数は約15万人。
これは前年同時期の約250万人から、9割以上減少している計算になります。
政府の発表では、ウイルスの感染拡大を受けて
入国制限措置を実施した中国と韓国の落ち込みが特に激しかったとのことです。
弊社の技能実習担当者が組合職員として行っている
技能実習生の巡回や監査、生活の支援などは、
主にSNSや電話にて対応させていただき、不要不急の外出・接触を控えております。
各自が感染予防をしつつ、今できることを粛々とやること。
これが最も大切なのではないかと思っております。
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今回は、過去に配信した内容の中から
特に評判が良かった『ミャンマーの情勢』について、
さらに詳しくお届けしたいと思います。
KG情報はミャンマーにてグループ会社を設立し、
外国人技能実習制度や留学ビザ・介護ビザ・特定技能ビザなど、
外国人採用に関する様々なお手伝いを行っております。
そんな中、現地スタッフや現地の日本語学校の先生から聞いたお話の一部をQ&Aでご紹介します。
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Q. どのようにしてミャンマー人の実習生候補を集めているのでしょうか?
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A. 基本的には田舎の集落や村を訪問し、
その責任者や村長に技能実習制度というものを説明することから始めます。
「日本で技能・技術を学びながらお金が稼げる」
ということに理解を示してくれた責任者・村長の
声掛けで集まった若者たちへ、寺院や教会にて定期的に説明会を行っています。
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Q. なぜそんな面倒なことをするのでしょうか?
SNSや求人誌で募集をする送り出し日本語学校も多いと聞きますが…。
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A. そういった方法で集めても、本当に良い人財が集まるかどうかは分かりません。
しかし、集落や村の責任者・村長を経由して
集まった人財は、素性や人柄が分かるので、
多少時間や手間がかかっても丁寧に実施しています。
ちなみに、ヤンゴンの市内から集落や村までは、車で約5~8時間はかかりますね(笑)
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Q. ミャンマーの若者は、日本の情報をどれくらい持っているのですか?
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A. 情報はかなり把握しているかと思われます。
理由は若者のほとんどがスマホを持っているから。
SIM対応ですが、格安です。
SNSやネットで様々な情報を取り入れており、
現在日本で頑張っている技能実習生とも、SNSでスムーズにやりとりしています。
日本企業がミャンマー人を選ぶのと同じように、
いつかはミャンマーの若者が、企業を選ぶ時代が来ると感じています。
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Q. 技能実習の候補生は、これから集まりにくくなりますか?
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A. 今のところはまったく問題ありません。
日本に行きたいという若者が、現状200~300名くらいはいます。
ただし、ほとんどの若者が未経験です。
経験者は期待しないでください。
どうしても経験者がほしい場合は、募集期間を長く、
そして時給を高く設定することで集まる可能性は高くなります。
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ごくごく一部ですが、ミャンマーに関する情報を共有させていただきました。
あわせて今回は、弊社の技能実習担当者が
ミャンマーを訪問した際の写真をいくつかお届け致します。
ミャンマー人の技能実習制度をご検討いただいている方は、ぜひご覧下さい。
※Googleフォトが開きます
また、新型コロナウイルス感染症が終息してからにはなりますが、
「ミャンマーの視察に行きたい」
「ミャンマーの日本語学校を見学したい」
「ミャンマーの介護を知りたい」
など、ご希望があればいつでもご相談下さいませ。
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▼KG情報では、技能実習制度の活用に関する
さまざまなサポートを行っております。
企業様1社1社のご要望に応え、
外国人採用などに向けた支援を展開しています。
ご希望・ご要望があれば、何でもご相談ください。
最後に
最後までお読みいただきありがとうございます。
今後も随時、情報提供をさせていただきたいと思います。
ご要望などございましたら、
Webフォーム、またはお電話からお気軽にご相談ください。
今後ともよろしくお願いいたします。