そろそろ「自粛生活に終止符を!」
といきたいところですが、なかなかそういうわけにはいきません。
新型コロナの第二波に備えた
新しい生活スタイルへの転換を迫られる中、
今はようやく経済活動再開の兆しが…といったところでしょうか。
さて、今回は外国人技能実習生を受け入れる際に
気になる「コミュニケーション」について、
考えさせられる事例があったのでご紹介します。
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初めて外国人技能実習生を受け入れる企業様にとって
「上手くコミュニケーションがとれるか」
「良い人間関係を築き、良い職場環境を整えられるか」
ということは、仕事を円滑に進める上で、とても大きなポイントです。
技能実習生たちは、企業様に配属されるまでの間、
一生懸命日本語を学びます。
ただ、どうしても個人差が出てくることも…。
上手に日常会話ができる人もいれば、単語のみしか理解できない人もいます。
それも個性と言ってしまえばそれまでですが。
これは日本人でも同じですが、
個々の意欲や熱意が作用しているように感じます。
だからこそ、実習生たちの意識を高めるために
個々に寄り添ったサポートをする必要があるのです。
※介護職種のみ入国時の日本語要件があります。
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●事例をご紹介
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とある企業の担当者様。
配属された実習生を我が子のように思い、
コミュニケーションをもっと深めたいということで、
スクールに通って実習生の母国語の勉強を始めたそうです。
その甲斐あって、職場内では実習生の母国語で、
ある程度会話ができるレベルになっていました。
一見すると、良い環境で働くことができていると
感じるかもしれませんが、これには落とし穴がありました。
すっかり日本語の習得機会が減ってしまった
実習生たちは、半年後に迎える移行試験の際、
日本語で出題される試験内容を理解できなかったというのです。
このように良かれと思って行った取り組みが、
かえって実習生たちにとって不利益になることもあります。
今は翻訳アプリや、携帯端末での検索など、
さまざまなコミュニケーションツールを
手軽に使うことができますが、実習生のためを思うと
「努めて日本語で接する」ことが大切だということがわかる事例です。
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私たちKG情報では、入国後のサポートとして、
専属のミャンマー人スタッフが作成した日本語テストを実施しています。
▽実際のテスト内容、寮でのテストの様子をそれぞれお届けします。
これは日本語の勉強機会を習慣化するために
始めた取り組みですが、今では実習生同士で
テストの点数を競い合うなど、楽しみながらやることで、
日増しに日常会話が上達するといった効果が見て取れるようになってきました。
技能実習生は
「日本語でコミュニケーションをとり、楽しく実習していきたい」
「習得した日本語を将来役立てたい」
と考える人がほとんどのようです。
KG情報では、入国前から入国後のフォローまで一貫してサポートしています。
これからも実習生の目線に合わせ、
受け入れ企業様の要望をヒアリングしながら、
より良い受け入れと実習が進むよう、取り組んでいきます。
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▼KG情報では、技能実習制度の活用に関する
さまざまなサポートを行っております。
企業様1社1社のご要望に応え、
外国人採用などに向けた支援を展開しています。
ご希望・ご要望があれば、何でもご相談ください。
最後に
最後までお読みいただきありがとうございます。
今後も随時、情報提供をさせていただきたいと思います。
ご要望などございましたら、
Webフォーム、またはお電話からお気軽にご相談ください。
今後ともよろしくお願いいたします。